瓦そば(かわらそば)
瓦そばは、山口県下関市豊浦町の川棚温泉の名物麺料理で、熱した瓦の上に、ゆでて油で炒めた茶そばと錦糸卵甘辛く味付けした細切りの牛肉、のり、ねぎ、スライスしたレモン、もみじおろしなどの具材を載せて、温かいめんつゆで食べる料理です。
明治10年、西南の役の際、薩摩軍の兵士が瓦を使って肉や野菜を焼いて食べたという古事にならって作られたとされています。地元では瓦の代わりにフライパンやホットプレートを使い、家庭でも広く食されておりますが、県外でもご当地グルメとして提供する店があります。
■関連情報
・そば辞典(31. ところ変われば器もちがう)
・用語辞典(茶そば)
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