本延し(ほんのし)
本延し(ほんのし)は、手打ちそばの延し工程の一つで、幅出しした生地を整え、麺の厚みを調整していく作業のことを指します。
幅出しで決めた横幅を一定に保ちながら、縦方向に薄く延ばしていきますが、巻き棒で手前と向こう側の二辺を交互にまきながら長方形にし、少しづつ延し棒で延ばした生地をこの巻き棒に巻きつけながら広げていきます。一通り延ばしたらむらを調整します。
そば打ちの段位認定で重要視されるのは、
①均等な厚さに手際よく調整ができている
②縁が割れたり、つぶれたり、穴が開いたり、切り裂いたりしていない
③麺棒の使い分け(延し棒、巻き棒)ができている
④打ち粉を無駄なく適度に使っている
という点です。
■関連情報
・そば辞典(2. そば打ちはなぜ難しい?)
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