SDGs活動報告(2022年度)
重点課題(アクションプラン)の進捗報告
【重点課題1】
・松本⼯場で発⽣する副産物の削減に取り組みます。
目標 | 副産物を 2020 年: 2,750 t ⇒ 2030 年: 2,250 t へと500tの削減 |
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進捗状況 (2022年度) |
副産物の発生を2,250tに抑制して500tを削減しました。 |
【重点課題2】
・長野県内の農家と協⼒し、そばの契約栽培を推進することにより荒廃農地を削減します。
目標 | 作付面積 2020 年: 30ha ⇒ 2030 年: 80ha へと50haの増加 |
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進捗状況 (2022年度) |
53haに対して作付しました。 |
【重点課題3】
・長野県産原料(そば・韃靼そば・小麦・米)を使⽤した新商品の開発・販売に向けて積極的に取り組みます。
目標 | 長野県産100%商品のラインナップ 2030 年までに 2020 年より 12 品の増加 |
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進捗状況 (2022年度) |
発売: 9品 廃止: 3 品 ラインナップに6品が増加しました。(昨年度の増加分と合わせて累計10品の増加) |
具体的な取り組み
・2021年度に引き続き、銘柄集約と製造工程の見直しにより中間仕掛品に使用する包装資材を削減しました。(業務用大袋20kg換算で2021年度より54,000袋の削減)
・2021年度に引き続き、資源を有効活用するために廃棄パレットを再生業者へ引き渡し、再生したパレットの使用を促進しました。(再生業者への廃棄パレットの引き渡し量で2021年度より1,500kgの増加)
・原料色調識別用AIシステム Observe AI(オブザーブ・アイ)の導入で客観的で迅速な原料色調の区分けの実現により、品質の更なる向上と安定につながる技術革新を図りました。又、従来の目視確認による原料色調の区分けに比べ業務の効率化が実現できました。
・勤怠管理システムのクラウド化により、紙のタイムカードが不要になることによるペーパーレス化、出張先での打刻によるより正確な労働時間の把握、勤怠情報の電子化による集計業務の効率化が実現できました。
・給与明細のクラウド化によるペーパーレス、給与明細の発行及び送付の省略による業務の効率化が実現できました。(給与明細:約4,000枚/年の削減)
・コンプレッサーの運転台数の最適化により電力費を削減しました。
・2021年度に引き続き、コンプレッサーの圧力最適化の対象拡大、配管からのエアー漏れ防止の監視継続及びLED照明への順次切り替えにより電力費を削減しました。
・おいしいすいとんの売上げの一部を日本赤十字社の活動資金及び長野県北信地域の台風19号被害への義援金として長野市へ寄付しました。(今回で11回目)
・県内唯一の小児専門病院である長野県立こども病院へ寄付しました。(今回で5回目)
・信州大学の奨学金制度である知の森基金へ寄付しました。(今回で6回目)
・新そば販売会の売上げの一部を松本市を通じて交通及び災害遺児等基金へ寄付しました。(今回で18回目)
・ダイドーみらい応援自販機の販売手数料の一部をこども食堂(ホットライン信州)へ寄付しました。(今回で2回目)
・地域支援団体であるアップルツリー主催の『こどもとおとなの食堂』に「国内産おいしい強力粉」400g×10入を5ケース、フードバンク信州に「もっちもちホットケーキミックス」200g×16入を5ケース寄付しました。
2022年度は原料色調識別用AIシステムの導入や勤怠管理システム及び給与明細のクラウド化により、自動化・省力化という新たな側面から持続可能な社会の実現に向けたアプローチができました。又、2021年度からの取り組みをブラッシュアップしたことで、更なる包装資材の削減と再生パレットの使用促進が実現できました。今後も持続可能な社会の実現に向けて取り組みを創造して参ります。
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