日穀製粉株式会社

紫外線対策に役立つそばのある暮らし

2018.04.24

　
　日差しの強くなる季節。シミ、シワ、たるみなどに影響を及ぼす「紫外線」対策をなさる方も多いかと思います。
真夏はもちろんのこと、紫外線は天候などによっては5～6月が最も多くなることもあるので、春からの対策が必要です。
今回は、日々の食事の中で、紫外線対策に役立つ食材をいくつかご紹介したいと思います。

　シミ対策には、メラニン色素の生成を抑えるビタミンCの多い果物や野菜をたくさんとることが効果的です。その中でも、抗酸化力の強いリコピンを含むトマトは一日一つ摂りたい食材の一つです。また、大豆のイソフラボンのフィトケミカルなども、シミ対策に有効です。
　シワ・たるみは、肌のコラーゲン量の低下によって生じます。コラーゲンの材料となるタンパク質をしっかりとることが大切です。加えて、肌の老化や肌荒れを防ぐβ‐カロテンとビタミンE、肌の潤いを保つカロテンの摂取も効果的です。


β‐カロテンとビタミンEは、カボチャやニンジンの緑黄色野菜に多く含まれます。緑黄色野菜の中でも大葉（しそ）は、β‐カロテンが多く、ビタミン類、ミネラル類、カルシウムも多く含み、抗酸化作用の強い食材です。日々の料理に上手に活用しましょう。

　夏の食卓には、様々な食材とソバを組み合わせることをおススメします。ソバに含まれるポリフェノールの一種である「ルチン」は、抗酸化作用を持ち、ビタミンCの吸収を促進してくれるので、シミ・シワ・たるみの予防に効果的です。ソバには、β‐カロテンとビタミンCは含まれていませんので、そばを食べる際に、ネギやしそを一緒にとると効果的です。

日差しの強くなるこの季節。「ビタミンC＋β‐カロテン＋そば」で、紫外線対策を食卓からしてみてはいかがでしょうか?

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