2025/04/07
【日穀製粉NEWS】
「そば県『信州』」へ、第一歩。善光寺でキックオフイベント!
3月15日、長野市・善光寺にて「そば県」推進協議会のキックオフイベントが開催されました。
本協議会は、県内各地の"そばに関わる人々"が業種の垣根を越えて連携し、「そばと言えば信州」というブランドのさらなる認知拡大と価値向上を目指す取り組みです。
日穀製粉からは、長野県製粉協会の一員として当社社長が出席し、業種の垣根を超えた連携により、信州そばのさらなる発展を目指す意思を新たにしました。
善光寺大勧進で行われたこの日、会場には約70名の関係者が集まり、柄木田会長(長野県信州そば共同組合・理事長)より活動の趣旨と今後の展望が発表されました。
「学ぶ・伝える・紡ぐ」信州そばの未来へ
協議会では今年度、「学ぶ・伝える・紡ぐ」をキーワードに、研修会や懇談会の開催、地域のそば文化の発信、そして高校のそば部など次世代への技術継承にも力を入れていく方針です。
当日は、長野吉田高校戸隠分校・そば部の皆さんによるそば打ちの実演が行われました。
こちらのそば部は、2024年8月に開催された「全国高校生そば打ち選手権大会」において、団体戦で見事優勝という快挙を達成!
地元・戸隠に伝わるそばの技術をしっかりと受け継ぎながら、若い感性と熱意で挑戦を続けています。
まさに"そば文化"を未来へと紡ぐ担い手です。
この日の実演でも、真剣なまなざしで丁寧にそばを打つ姿に、会場からは自然と大きな拍手が送られていました。
打ち立てのそばは会場で振舞われ、参加者からの「美味しい!」の声が多く聞かれました^^
当日のそば打ちの様子はこちらからご覧いただけます!(日穀製粉公式YouTube)
製粉会社として、信州そばと共に
信州そばは、地域の自然や風土のなかで育まれてきた、香り高く味わい深い食文化です。
しかしその一方で、玄そばの生産量減少や後継者不足といった課題も抱えています。
日穀製粉はこれまでも、製粉の技術と品質にこだわり、信州そばの魅力を支えてまいりました。
そしてこれからは「そば県」信州の名にふさわしい未来を築く一員として、そば文化の継承と発信に取り組んでまいります。
今後も協議会の活動や、日穀製粉の取り組みについて随時ご紹介していきます。
引き続きご注目いただけましたら幸いです。