2011/06/16
【産地レポート】
長野県小麦の作柄状況
長野県では現在、「シラネコムギ」、「しゅんよう」、「ユメセイキ」、「ハナマンテン」、「ユメアサヒ」という5種類の小麦が栽培されています。今回は、その中から「シラネコムギ」の作況についてご報告します。
「シラネコムギ」とは 1986年に長野県農事試験場において育成され、長野県内でもっとも作付けの多い品種です。 加工適正が高く、程よいグルテンの含有により、手打ちうどん用粉や、おやき用粉として使用されております。 また、醤油用の原料としても使用されております。 |
5月15日
出穂期を迎えたシラネコムギですが、
春先に低温が続いたことにより、平年より出穂が5日程遅れています。
今後の天候による生育の持ち直しに期待です。
5月31日
出穂から約1ヶ月、シラネコムギは間もなく成熟期を迎えます。
例年より早い梅雨入りが、どのように影響するのか心配ですが、
順調に生育すれば6月末〜7月上旬に収穫となります。
(日穀製粉株式会社 業務本部)