2012/09/13
【スタッフlog】
山とそば茶
この日は一泊二日で北アルプス・蝶ヶ岳に行って参りました!
車を停めたのは長野県安曇野市の烏川上流。夏山シーズンも終盤に差し掛かってますが
駐車場から車が溢れ他の登山者の方もまだまだ大勢いらっしゃいました。
早朝から登り始めましたが山頂までのモデルタイムは5時間半。つまり今から歩いてもお昼頃の到着。
に、なるはずでした...。
序盤は快調(≧∇≦)b 森の中でゴジラ?も発見。
しかし徐々に体のあちこちが痛くなり始め、予定時間よりかなり遅れている。汗もビッショリ
そんな時、何気なく空を見上げると雲がどんどん登って行くのが見えた...(=゚ω゚)ボー
『登っていく坂の上の青い天に、もし一朶(だ)の白い雲が輝いているとすれば、
それをのみ見つめて登っていくであろう』
いつか読んだ、司馬遼太郎の「坂の上の雲」の最も好きなフレーズが頭をよぎった。
ファイトーー!( ゚ロ゚)乂(゚ロ゚ )イッパーーツ!!
やっとの思いで頂上に着くと午後二時過ぎ(いかにスローペースだったか...)。
しかし登り切った達成感と素晴らしい眺望は疲れから一気に解放してくれる。
やっぱり気持ちいい!
青空が広がり西の方角にはアルプス銀座、東には安曇野の田園風景。北には常念岳も顔を覗かせる。
素晴らしい眺望に出る言葉も少なく、まさに下界とは一線を画する別天地☆
さて、疲れを癒すものは何か無いかと持ち物をあさる。
ヒュッテで水を調達。これを持参したコンロで沸かし、お湯を注いで飲んだのは
『ダッタンそばの実を焙煎したお茶』。
う〜ん!!おいしすぎる!!!!!
香ばしさとそば茶の温かさが疲れた体を癒してくれます。
是非これは皆さんにも飲んでいただきたいです。本当に体が温まりました。
改めて素朴なそば茶のおいしさに触れました。
翌朝は天候にも恵まれご来光をヽ(^^)(^^)ノ やっほー♪
そして遠くには富士山も。
そしてモルゲンロート(朝焼け)に染まる槍・穂高連峰が後方に...素晴らしい景色でした。
朝食を済ませた後、『そば茶』をまた一杯。そして下山。
夏山での忘れられない一杯となりました。
(^_-)v