2013/07/19
【スタッフlog】
ニッコクグラフ第15号 『夏にさっぱりトマトの...』
・・・今回は"おいしい食べ物"にスポットライトを当て、"信州の食"に関係する写真をメインに紹介していきたいと思います・・・
前号(第14号はこちら)で確かにそう言いました。
言ったからには紹介していかなくては・・・
信州の食!! 信州の食!! 信州の食!!
いざ思い浮かべようとしても、何を紹介するべきか?たくさんありすぎて非常に悩みます。
悩んだ末、記念すべき信州の食の第一回目は、
水晶冷やしトマトそば(枝豆スープ付き)!!
弊社の1階にある"酒々由々 そばきり みよ田" の7月の月替わりそば。
「なんだ直営店じゃん!」と言うお声が聞こえてきそうですが
「直営店だっていいじゃない 美味しいんだもの」
と言う訳で、自信を持ってご紹介させていただきます。
出でよ、水晶冷やしトマトそば(枝豆スープ付き)!!
夏野菜の代表選手のトマトがたっぷりと乗って・・・いないな。。。
分かった。そばの下でトマトがかくれんぼして・・・いないな。。。
『 あの〜すみませ〜ん。 トマトないっすよ〜?? 』
そんな疑問は発案者の料理人に聞くのが一番。
この水晶冷やしトマトそばを世に生み出した小山さんです。
このメニューの秘密についていろいろと教えていただきました。
どこにも見えないのですが、実はL玉トマト3個分も入っているんです。
涼感たっぷりのガラスの器に入っているこのおつゆ。これがトマトのしぼり汁なんです。
このメニューを思い付いた理由は2つ。
①この時期出汁を取ると、厨房が暑くてたまらない。(厨房内40℃超え)
出汁を取らないで(暑い思いをしないで)何とかつゆの味を出したいな。
②産後の奥さんが実家に帰っているので野菜不足になりがち。補う為のトマトジュースはドロッとしていて暑い日には辛い。サラッとしたトマトジュースが飲みたいな。
こんな個人的な事情から世に出ることになったこのメニュー。
"味はすれども姿は見えず 食して初めてトマトかな"がコンセプトです。
真っ赤っかなトマトのしぼり汁を、いかに透き通らせるかが鍵なんですね。
白醤油でかえしを作り、とにかくおつゆの透明感にこだわりました。
トマトのしぼり汁で爽やかな酸味を。
付属の枝豆スープで甘味を。
更に白エビの唐揚げとエビ油で深いコクを。
まず一口。トマトの酸味とコンソメの様なキレのいい味。
枝豆スープを絡めて二口目。濃厚な枝豆の味と心地よい甘味。
そして二つの味が合体すると ・ ・ ・ トマトの酸味と枝豆の甘味とエビ油、物凄く上品で辛くないトムヤムクンのようなのですが、あと味さっぱり"和テイスト"。
見た目の透明感からは想像できない深い味。
みかん胡椒を加えると、更に広がる"和テイスト"。
でも、出汁は一滴も入っていないんです。
料理人の個人的事情から生まれた暑い夏にピッタリな"水晶冷やしトマトそば"。
7月限定メニューなので、ご提供できるのはあと10日ほどです。
どうぞお試しを!!
今までの月替わりそばやこれからの月替わりそばは、"酒々由々 そばきりみよ田スタッフブログ"でご覧いただけます。
今後ともどうぞごひいきに!!
P.S.
えっ、"なぜ水晶"ですかって?
あの、透明なイメージで、何となくこう・・・イイですよネ
特に水晶とか、クリスタルのプレゼントとかは無いです。。。