2016/07/11
【スタッフlog】
里山へGO
先日、週末の休みを利用して長野市内にある里山へトレッキングに行ってきました!
今年から8月11日が祝日「山の日」となるのを前に、数年ぶりに本格的な登山をしたいと思い立ったのが数日前...。
ならば、予行演習をせねば!ということで「里山へGO」です。
今回登ったのは長野市若穂地区にある「太郎山」という標高996.9mの山です。
長野市街地からもよく見える山で、いつか登ってみたい里山の一つでした。事前の下調べでトレッキングコースが数本整備され、自分の体力に合わせてコースを選ぶことが出来そうだったのも、この山を選んだ一つの理由です。
自宅を出たすぐ後から、雲行きが怪しく少々不安な中、現地へ到着。
スタート地点には大変ありがたいことにコースマップも置かれておりましたので一部拝借。
午前10時。画像では分かりずらいですが小雨降る中、トレッキング開始です。
最初は木々の生い茂る林道のような道を進みますが、すぐに登り道が姿を現し、日ごろの運動不足もあってか、さっそく息が切れます...。
しかし徐々に体も温まって、快調に登れる状態になるまでに、そう時間は掛かりませんでした。
気持ちの良い澄んだ空気の中、登り続けます。
登り始めてから、およそ20分ほどで「弾正岩(だんじょういわ)」というポイントに到着。
ここは若穂・保科地区を一望できるビューポイント。ただ、残念なことにこの時は雨が強く降ったり、止んだりの繰り返し。
こんな天気の中、トレッキングしている人間は私ただ一人。雨音だけが聞こえる、完全貸切状態ですのでしばらくボーっと景色を堪能しました。
さらに20分ほど登ると今度は「霜台城跡(そうだいじょうあと)」と呼ばれる場所に到着。
ここにはかつて山城があったのだとか。
登る前に下調べをしていた時に、戦国時代にこの地を治めた有力者が築城した山城跡があると書いてあったことを思い出しました。
石垣の多くは崩れた状態で、足場も悪く往時の面影を見出すことは難しいですが、周囲に「掘り切り」と思われる地形や城郭の一部である、「曲輪(くるわ)」を見ることが出来ました。
石垣に使う石は相当数あり、どこからどうって持ってきたのだろう。麓から調達しても容易ではないはずです。
「昔の人はここからどんな風景を見ていたんだろう」
松尾芭蕉の句である、
「夏草や兵どもが夢の跡 (なつくさや つわものどもが ゆめのあと)」と思いを馳せながら、しばし休憩です。
またしばらく進むと、見晴らしのいいポイントに到着。
尾根から北の方角を見ると眼下には善光寺平が見渡せるようになりました。
この頃には雨が上がり、日差しが出て遠くまで見渡せるようになっていました。
前述したジグザグの道のりでかなり体力を消耗し、相当な汗をかいていたため、寒い!
この場所のように木々が少なく風通しの良い地点では少しでも寒いと感じたら体力を消耗させない為、早目に上着を着ます。
暑いから着ないだろうと思っていたものの持ってきて良かったです。
またしばらく登ると、突然目の前に険しい岩の斜面が!
しかも一つだけ直立した岩がある!
正面に回ると「クマ太郎岩」の文字。「ほんとだ、岩がまるで熊のように見える。」
本物の熊には会いたくないですが、クマ太郎(岩)には会えてよかったです。
少し歩くと、これまで視線を上にやるとまだまだ山の稜線が見えていたのが、いつの間にか空しか見えなくなってきました。
頂上は近い!と思うと足取りも軽くなります。
そして、いよいよ山頂に到着!!
普段動かすことが少ない筋肉を使っていたようで、体のあちこちでピキピキするのを感じましたが、
やはり頂上まで来ると嬉しさと満足感でいっぱいです。
たくさん汗をかいたので、ここで水分(韃靼そば茶)&塩分(ポテチ)補給タイムです...。
ここに来て天気はすっかり夏のような日差しとなりました。
ただ雲は相変わらず多く、青空が拝めないのは残念です。
画像左から右奥に向かって千曲川が流れています。川の左岸が長野市で右岸が須坂市です。少し手前に見えるS字カーブは上信越自動車です。
この日の最高気温は30度を超えましたが、山頂付近はなんとも涼しい空気です。
頂上の良い景色を見れてここまで頑張って、踏ん張って登ってきた甲斐がありました。
予行演習とは言いつつ「ヒーヒー」ですが...。
寝坊するわ、トレッキングブーツを家に忘れるわ、登り始めてすぐバテてしまうわ...
最初はどうなるかと思いましたが途中からは絶好調~、よく登りきりました~。
最後に!
山登りの小まめな水分補給には、この長野県産韃靼そば茶ペットボトルを是非オススメします~
飲みすぎない(がぶ飲みしない)サイズで、ちょうどいいですよ!
是非、お試しください!
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