2022/04/13
【スタッフlog】
地獄谷と言う名前の楽園
日穀写真部Tです。
3月下旬、世界中の人々に愛されている『スノーモンキー』に会いたくなり、家族で地獄谷野猿公苑に行ってまいりました。
スノーモンキー?
本来暖かい地域に生息するサル類ですが、その中でもニホンザルは最も北に住むサルとして有名なのだそうです。
四季のある(雪の降るような)地域に住むのは珍しいと言う事から、ニホンザル=スノーモンキーと呼ばれているのだそうです。知ってました?
かく言う私も、公苑の方から教えていただくまで知りませんでした。
運が良ければ温泉に入る姿も拝見できるかな?
と言う訳で、いざ出発!!
北国街道、北信五岳道路、県道29号を通って中野市に入り、国道403号経由で国道292号(このルート好きなんです、私)と自宅から車を走らせる事40分。上林温泉にある無料駐車場に車を停め、ここからは自分の脚で。
駐車場から公苑までは約2㎞。湯道遊歩道を30分ほど歩きますが、遊歩道に入る前、既に4匹のお猿さんと遭遇・・・遭遇と言うか普通に道路を走っていました。
テンション↗↗↗で遊歩道に突入。
前回訪れた時は息子7歳、娘3歳。13年経ってもまだ付き合ってくれる息子と娘に感謝感謝。
さて、所々雪の残る遊歩道を歩き野生動物保護地域に入ります。
左下に流れる横湯川の向こうには地獄谷温泉が見えますが、この露天風呂に入浴しているのは人間ですのでお間違え無きよう。。。
とても良いお天気でしたが、苑内各所には解けずに残った雪が。
まだ10時なのに既に多くの方がご入苑。
お猿さん専用の露天風呂を目指して進むと、橋の上に何やらモフモフな物体が!!
いくら可愛くても触ってはいけません。彼らは誇り高き野生動物・・・でも可愛いですよね。
橋を渡ると今度はモフモフの塊が!!
触らず、話しかけず、じっと見つめず。もちろん食べ物を与える事は厳禁です。
さぁ、いよいよ露天風呂へ。
近くに寄ってみると
まったりなお猿さん。
温泉を飲んだり毛づくろいをしたり・・・温泉には入ってくれません。
※こちらは13年前の写真です
暖かくなってくるとなかなか温泉には入らなくなるとの事ですが、温泉に入っていても入っていなくても1年を通じて野生動物の姿を間近で安心して見られるのが、ここ地獄谷野猿公苑最大の魅力。
険しい崖といたる所から湧き上がる温泉の湯気や、国の天然記念物に指定されている間欠泉「渋の地獄噴泉」の影響なのか、古くから地獄の地として恐れられていたそうです。
でも、自然のままここで暮らす野生のお猿さんたちにとっては楽園なのですね、きっと。
信州を訪れた際には、彼らスノーモンキーに会いに足を延ばされてみてはいかがでしょうか。
ご家庭でも可愛らしいスノーモンキーの姿をお楽しみいただけます。
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