あっ日穀製粉のそばの国だより

豊かな自然に囲まれたそばの国信州から、日穀製粉が様々な情報をお届けします。

2017/09/28

ファームめぶき

ファームめぶき 活動報告 2017年8月

みなさん、こんにちはファームめぶきの丸山です!

夏から秋へ。季節の移り変わりで体調管理が難しい季節となりました。日中は暑くても、夜から朝方にかけては少し肌寒いですね。
でも秋と言えばやはり、月がとてもきれいに見える季節!
月が輝く夜に虫たちの奏でる鳴き声に耳を傾けるのは秋ならではの楽しみです。
それでは8月の報告をさせていただきたいと思います!

■8/3(木)
この日はファームめぶきが監修する日穀製粉の通信販売企画 「信州・筑北村 野菜の頒布会」の発送準備をおこないました。

豊かな自然環境に恵まれた筑北村で育った自慢の野菜を現地で一つひとつ確かめて、農家さんから直接仕入れています。
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現地の農家さんから仕入れた野菜はその日のうちに箱詰め。
お客様に喜んでいただけるよう願いも込めます!
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野菜の仕入れから発送まで手探りの状態からスタートしましたが、何とか初回出荷をすることが出来ました。
8月から11月まで旬の野菜を厳選してお届けする期間限定の野菜セットとなりますが、これからも地域の農家の方々が丹精込めて作った野菜を全国の皆様にお届け出来るお手伝いが出来れば幸いです。

※こちらの野菜セットは日穀製粉の通信販売専用商品です。
大変ご好評をいただいており、10月発送分までは限定数の上限に達したため受付を終了いたしました。
11月発送分につきましてご希望の方は、下記フリーダイヤルまでお問い合わせください。
(※残り僅かですので、ご希望の方はお早めに!)
日穀製粉株式会社 受注センター: TEL 0120-25-4157 受付時間は平日/9:00~17:00

■8/5(土) ジャガイモの収穫
河鹿沢地区にある畑で、次月以降の野菜便に同梱する予定のジャガイモを収穫致しました。
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鍬(くわ)を使って土を掘り起こすと、ゴロッとした大きなとジャガイモが次々と出てきました。
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大きさは不揃いですが、重みのあるしっかりとしたジャガイモを収穫することが出来ました。

■8/23(水) そば刈り取り
播種からおよそ90日。待ちに待った刈り取りの日がやって来ました。パワフルな動きでどんどん刈り取って行きます!
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農業に携わる人間にとってやはり収穫が一番嬉しいです。大地の恵みに感謝!
コンバインのおかげで効率的に、より多くの収穫作業を行うことが出来ました。
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来月もそばの収穫作業がメインとなりそうです。
(台風が来ないことを祈ります!)
実りの多い収穫の秋となるよう願うと共に、しっかりと準備も進めてまいりたいと思います!
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ファームめぶき 丸山

2017/09/27

スタッフlog

千歳の宮・秋祭り

日穀製粉本社が所在する長野市南千歳のお祭りである「千歳の宮・秋祭り」が先日開催されました!
(毎年お誘いをいただいて社内の有志で参加し、今年も老若男女問わず多く住民・企業の方も参加した地域のお祭りです。)
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夕方6時半。
南千歳公園隣にある、お宮をスタートして多くの担ぎ手によってお神輿が長野駅前にやって来ました!
週末ということもあり、多くの人で賑わう駅前。たくさんの人が集まって祭りを盛り上げてくださいました。

続いて場所を移動し、長野駅構内のホールは法被を着た祭りの参加者で埋め尽くされました。
長野駅の駅長さんを迎え、下の画像は「木遣り」を披露する様子です。
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毎年参加して思うことですが木遣り歌える方って、かっこいいですよね!
大勢が見守る中、緊張もされるでしょうが非常に大きな声でお祭りをリードしていただきました。

続いて獅子舞も披露され、祭りが更に盛り上がりました。
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神輿はこの後も南千歳の町内にある企業や、個人宅へ向かいました。
時折吹く風が今年は例年より寒く感じましたが、アツい祭りはまだまだ続きます。
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毎年祭りに出てようやく分かってきたこと(学習できたこと)、それはワッショイ!の掛け声とともに重要な【足踏み】です。
「右!左!右!左!」とテンポよくリズミカルに足を動かさないと前後の人との足並みが乱れ、足を踏んだり踏まれたりします。
私はそれに慣れる(気付く)まで苦労しました...。

各休憩ポイントでいただく食べ物・飲み物はどれも美味しく「力の源」となりました。
おにぎりや、おやき、揚げ物にお酒。終盤にはアイスなんかもあり、参加者のモチベーションは終始高いままだったのは言うまでもありません!
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そして、お神輿がスタートしてして4時間半。ようやく千歳の宮に戻りました!
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体の疲れとは裏腹に祭りの終盤でも参加者全員にメリハリのある空気が流れており、背筋を伸ばして手締めをし、祭りはお開きとなりました。
今年も無事お祭りに参加出来た喜びを感じると共に、来年も続けて参加出来るよう健康を心がけたいと思います。

2017/09/13

スタッフlog

そば栽培観察日記2017 in 軽井沢工場(後編)

9月に入ってから気温もグッと下がる日が多くなり、すっかり秋めいてきました。
日穀製粉軽井沢工場のそばの花畑担当のWです!

7月中旬まで満開だったそば畑も見頃を終え、8月上旬には実がついて、
例年であれば、このあとトラクターで整地して今年の役目を終えるところですが、
「今年は収穫して乾燥までやってみよう!」ということで実践してみましたので、
7月上旬から収穫までの観察日記をリポートします。


7月上旬に満開となったそば畑。白い花と葉の緑で一面覆われていて、まだ瑞々しい印象があります。

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上の写真から一週間後。徐々に花が落ちて茶色の実がつき始め、茶色や黄色などの色が目立ってきました。
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この時点では実自体がまだ薄緑色をしてる部分があります。このあと徐々に黒化が始まります。
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(※今回は収穫して乾燥で終わりとなりますが、通常はこの実の部分がそば粉やそば茶になります。)

少し見づらいですが、写真の真ん中あたりに黒いそば粒が見えます。
黒化が進み、実がギッシリと詰まっているせいか穂先が重くなり、地面近くまで垂れ下がっているものも多くありました。
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大部分が黒化したところで、刈取り(収穫)作業をしました。
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実のついていそうな茎だけを選別してブルーシートの上へ。今回は新たな試みとして次に乾燥をおこないます。
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近所にある農業用ビニールハウスをお借りして、このままハウスの中で乾燥させ、待つこと10日...。
果たして結果やいかに。
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乾燥後に穫れたそばの実は数キロほどで、思ったほど多くは収穫できませんでした。

やはり収穫を目的として考えると、そばの育成に適正な時期ではなかったことなどが主な要因だと思われます。
作業者の立場としては少し残念な結果ではありましたが、そば作りの大変さを改めて実感することができ、
大変勉強になりましたので良しとしましょう!(プラス思考あるのみ!)

今年は梅雨明け後も雨が多く、時には激しい雷雨を伴うこともありましたが順調に育ちキレイな花を見せてくれたそばの花たち。
来年も皆様に素晴らしいそばの花をお見せできるよう、(めげずに!)頑張りたいと思います!

2017/08/28

ファームめぶき

ファームめぶき 活動報告 2017年7月

みなさん、こんにちは!ファームめぶきの丸山です。

毎日蒸し暑い日々が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
我々のそば畑がある長野県筑北村は、曇りや雨の日が多く、ここ最近はスッキリしない天候が続いております。
ただ、農作業中に時折感じる、涼しく爽やかな風は高地ならでは「癒し」であり、「楽しみ」でもあります。
雨はそばにとって、文字通り"天敵" !?。
夏のギラギラした太陽が少しばかり恋しい、そんなことを思う今日この頃です(>-<)

■7/6(木)~7/7(金) そばの若葉刈り取り(筑北村河鹿沢地区)
・7/6(若葉刈り取り:1日目)
この日は朝7時頃から若葉の刈り取り作業を行いました。
日穀製粉の若手社員が「農業活動体験」の一環として加わり12名で畑に入り、鎌を使って手作業で刈り取りを行いました。
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・7/7(若葉刈り取り:2日目)
この日は前日より多い総勢22名で作業開始です!人数が増えた分、作業もスピードアップ!
2日目の様子は別途書き上げたブログ記事のページがございます。(⇒記事はこちら
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2日間で、およそ4トンの若葉を収穫しました!
収穫したそばの若葉は日穀製粉で取り扱う「ハイルチン」という製品になる予定です。
暑い中、手作業での刈り取りでしたが「ファームめぶき」として初めての収穫・出荷を無事に終えることが出来ました。
大地を耕し、播種・草刈りなどをして育て上げた「そばの若葉」が加工され、製品となって各お客様にお届けされることを思うと"達成感"と"嬉しさ"がこみ上げてきました。

■7/8(土)  播種 (筑北村河鹿沢地区)
前日の刈り取り後、トラクターで畑を耕す様子です。
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そして播種。
この日も天候が良く無事作業終了です。
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■7/24(月) 夏そば刈り取り (筑北村乱橋地区)
この日は夏そばの刈り取りを行いました。
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数日後、今度は秋そばの播種を行いました。
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■7/29(土) 筑北村夏祭り
この日は農作業を早めに切り上げて、村のお祭り会場へ向かいました。
生憎の雨となりましたがお祭りを楽しみにしていた、たくさんの方々が集まってお祭りを楽しんでいました。
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信州ガレット振興会による、ガレットの出店もありました。
ガレットとは、フランス・ブルターニュ地方の郷土料理でそば粉を使用したクレープのことです。
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いつか自分が生産したそば粉でガレットを焼いてみたい!?
新たな挑戦を考えつつ、お祭りは見事な花火が上がってフィナーレとなりました!

梅雨が明け、夏本番・・・と思いきや今年は全国各地で雨が主役の夏のようですね。
夏らしい太陽が戻る日を期待しているうちに、ここ最近はコオロギや鈴虫の鳴き声が聞こえ、季節は秋へと移り変わっていっています。
残り少ない夏を悔いの無いよう過ごしつつ、収穫の秋へと備えたいと思います。

ファームめぶき 丸山

2017/08/01

ファームめぶき

ファームめぶき 活動報告 そばの若葉収穫作業

みなさん、こんにちは!ファームめぶきの丸山です。

7月上旬にファームめぶきが管理する長野県筑北村のそば畑で、【そばの若葉の収穫作業を行いました!

若葉を収穫してどうするの??

収穫したそばの若葉は「ハイルチン」という製品になります。
⇒葉には多量にルチンが含まれており、パン、麺、菓子など様々な食品に少量添加することにより、充分なルチンが摂取できます。
※ルチンについてはこちらよりご確認いただけます。
刈り取って洗浄し、乾燥させた後に粉末状にして様々な用途に使うことが出来ます。


早朝から、お手伝いの方々と畑へ向かい、まずは刈り取り前に全体ミーティングをしました。
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我々ベテラン組は毎年秋になると稲刈り(手作業)を手伝ったことのある世代ですが、若い方々は稲刈りの経験がない方も多いと思い、基本である刈り取りの方法から説明をさせていただきました。
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そばの束を掴んで、刈る。単純にこの繰り返しになるわけですが、鎌の使い方一つにしても大変切れやすいので油断禁物です。

そしていざ、刈り取りを開始!
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2~3人でグループを作り、畑の隅から刈り取りをしていきます。
若葉を刈り取る係と刈り取ったものを紐で縛る係で各グループ内で役割分担を決め、交代しながら作業を進めました。

我々ベテラン組は若い方々にはスピードではかないませんが、じっくり確実に若葉を刈り取っていきました。

梅雨の真っ只中ということもあり、畑から蒸発しているであろう水分と、時折顔を出す太陽の強い日差しの影響で大変蒸し暑い中での作業となりました。熱中症にならぬよう適宜水分補給の時間を確保し、声を掛け合って作業を進めました。


刈り取った若葉は配送の為、すぐに横付けしたトラックへと積み込みました。
トラックはこの日のうちに群馬県にある食品加工会社に到着。
※刈り取られたそばは洗浄した後、乾燥して粉末状にし、商品化されます。
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Before:刈り取り前の畑(画像奥)はこちら。
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After:刈り取り後の画像はこちら。
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ご覧のとおり、そば畑の大半の若葉を刈り取りすることが出来ました。
そばの花が咲き始めてしまっているところや、葉の色が黄色などに変色していた区域は品質への影響を考慮し、刈り取りをせず残しました。

今回の刈り取りは「手作業」ということもあり、体力的には非常に負担が掛かる作業となりましたが、皆で協力し合いここまでしっかり刈り取りを出来たことは大変喜ばしいことです。

作業後は【打ち上げ】ということで皆で美味しい昼食をいただきました。
皆様お疲れ様でした!
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ファームめぶき 丸山