あっ日穀製粉のそばの国だより

豊かな自然に囲まれたそばの国信州から、日穀製粉が様々な情報をお届けします。

2011/11/11

そばふれあい館だより

そば畑の生長日記 〜結実のはじまり〜

みなさんこんにちは!

朝晩すっかり冷え込むようになり、ここ信州では冬の気配を感じるようになりました。

体調を崩されている方も多いようですので、皆さまお気をつけください。

さてさて、今朝のそば畑の様子をお届けいたします。

11月9日(水)

前:普通そば(9月3日種まき)  奥:赤そば (9月1日種まき) 

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普通そばの結実が始まっています。

すでに実になっているところや、花から実になりつつあるところが出てきています。

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赤そば(高嶺ルビー)はまだ花の状態です。

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脱粒しやすいといわれる「宿根そば」もわずかですが大きな実を付けています。

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もともと、そばふれあい館のそば畑では観賞用としてそばを育てているため、

毎年実の状態になるのは少なく収穫はできません・・・。

その理由はおそらく、開花時期を10月の「日穀新そば祭り」に合わせるために播種の時期を遅くしたことや、

他家受粉であるそばが結実するための「受粉」が足りないことが原因かと思いますが 、

このことからも、いつも私たちがおいしくそばをいただくことができるのは、

蕎麦づくりをされている生産者の方々の日頃のご努力があってのものだということがわかりますね。 

感謝!!

そばふれあい館では、植物としてのそばから食物としてのそばまで、

普段当たり前のように食べているおそばをまた違った角度から知ることができますので、

人気のそば打ち体験とあわせてぜひご覧いただければと思います。

皆さまのご来館をお待ちしております。

【これまでの日記帳】
そば畑の整地(9/6up)種まきと発芽(9/12up)元気に生長中(9/20up)もうすぐ開花(9/30up)
開花の始まり(10/3up)もうすぐ満開(10/14up)満開(10/24up)

【お問い合わせ先】
そばふれあい館
長野県松本市南松本2-6-52
(日穀製粉株式会社 松本工場内)
TEL. 0263-25-2022

ホームページはこちら

2011/11/09

スタッフlog

第42回 戸隠そば祭り 【新そば献納祭】の巻

11月1日(火)、秋晴れの気持ち良い陽気の中、今年で42回を迎えた
「戸隠そば祭り 新そば献納祭」が執り行われました。

みなさま、こんにちは!
今回は戸隠で生まれ育った生粋の戸隠っ子わたくし徳武が、伝統ある地元のお祭りをリポートいたします!
戸隠はもう紅葉も終わりに近づき、冬の足音がすぐそこまで聞こえてきました(o´∇`o)ノ

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この写真、手前の畑は一面のそば畑なんですよ!収穫を終え、また来年に備えております。


この収穫された「新そば」を大神様に献納する大事な儀式。それが戸隠新そば献納祭です。

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まずは大神様に奉納するそばを打つ『献納そば手打ち式』

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「水回し」 「延し」 「切り」 の順番で、向かって左の方から行います。
実はこの3人、これから戸隠そばの伝統を守っていく戸隠そば打ち職人の若手ホープなのです!!

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300年を超す戸隠そばきりの歴史の1ページをまた刻みます。
神様に献納する。そば職人にとってこんなに光栄なことはありません!!


まずは、「お祓い」でスタートです。

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お客さんも頭を下げます。(。‐人‐。)


では「水回し」から

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雅楽が流れる厳粛な雰囲気の中、祭事は始まりました。


「水回し」から「延し」へ

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「延し」から「切り」へ

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見事に打ち上がったそば。
これを大神様のもとへお持ちする『新そば献納行列』にうつります。


行列は中社の神社へと入っていきます。

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こうして今年も無事に戸隠の大神様のもとへ、戸隠の大自然の中で育った風味高い新そばをお届けすることができました。(*´∇`*)ノ


戸隠のそばきりの300年の歴史。
昔は「ハレ」の日の特別な料理としてそばが出されていたそうです。
そばの風味を存分に引き出してくれる「霧下そば」をつくることができる戸隠の気候。

そしてそばには欠かせない清き水

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そして大地の恵み

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戸隠のそばを楽しむためには、どれ一つとして欠けてはいけません。
今年一番の新そばを、戸隠を見守ってくれている神様へお届けする伝統行事。

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これからもずっと守り通していきたい行事です。

そして・・・

新そばを楽しみにしているのは神様だけではありません!!!!!!
もちろん私もいただいてきましたよ〜ワッショ――(∩´∀`)∩´∀`)∩´∀`)∩´∀`)∩´∀`)――イ
と、その様子はまた次回お届けいたします♪ 

続く・・・・

2011/11/08

スタッフlog

日穀ミニミニ運動会(軽井沢工場)

10月28日に軽井沢工場の第3回ミニミニ運動会を、地元の御代田北小学校をお借りして開催しました。

子供たちも参加したので人数は20人を超えました。母校での開催となって少し懐かしさが込み上げてきたのですが、昔遊んだ遊具などが撤去されていて少し残念でした。

少し遅い時期の開催で寒さが心配されましたが、当日は程よい陽気となりました。

実行委員長のあいさつが終わり、まずは選手宣誓です。実はひとひねりあると密かに期待していたのですが、意外にもフツーに終わってしまい少々残念。次回に期待しましょう。

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体操が終わり、スリッパぱたぱた競争がスタート!

『あの人こんなに足が速かったのかw(*゚o゚*)w』など、普段とは違う側面が見え、ビックリしたのですが・・・
ヤバい!!1種目ということで気合が入りすぎて写真を撮り忘れてしまいました(゚◇゚)~ガーン

次の種目は障害物競走です。

障害物の中にある風船割りでは、なかなか割れずに困った様子の子供たち・・・
その姿を見た親のひと言「ぶりっ子してるんじゃねえー!!」と野次が入りビックリ。
そんなに割れないものかと、風船を割ってみると・・・・本当にぶりっ子だったようです(・・。)ゞ テヘ

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借り物競走は似合っている人がいすぎて・・・

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こちらもどこかで見たことあるような・・・^m^

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全員リレーの後、皆で仮装して写真をパシャリ。

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もう1枚記念に。手にはやっぱり「そば茶」です!

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大いに盛り上がった日穀ミニミニ運動会も、稲越次長の終わりの言葉で閉会となりました。
今年も誰も怪我をすることなく無事に終わりホッとしています。

以上、陽気な軽井沢工場の面々でした!

2011/11/07

スタッフlog

芋煮+おいしいすいとん+カレー=???

11月3日文化の日。7月に予告したとおり、私の子供が通う市内某幼稚園で「おやじの会主催 第3回芋煮会」が開催されました。参加人数は前回のうどん打ちを上回り約150名。使用するのはもちろん当社の"おいしいすいとん"。ただし登場はもう少し後になります。

まずは手塩にかけて育てた里芋を掘ります。掘るのは勿論子供たち。大きい子も小さい子も、その弟も妹もみんなで畑に入って一生懸命掘ります。鈴なりの里芋を見つけ歓声をあげる子供たち。

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次に掘り出した里芋を洗いますが、これがなかなか曲者。あまり頑張りすぎると手が痒くなるので要注意。でもしっかり洗わないと食べる時にエライ事になります。

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洗った里芋を食べやすい大きさだったり、食べやすくない大きさだったりに切ります。大根、人参、白菜等々他の食材も・・・なかなか子供たちの包丁使いも様になっています。

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野菜を切った後はついに ・ ・ ・

出でよ!"おいしいすいとん"!!

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『好きなようにこねましょう。粘土遊びのつもりでいいですよ!でも男の一枚すいとんだけは絶対にやめましょうね〜!!』と号令をかけると、子供たちはこねて丸めて、思い思いの形にしていきます。餃子、星、ハート、カチューシャ etc・・・。

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外では釜焚きのお父さん達が野菜をグツグツと煮込みながら、すいとんの到着を待っていました。大根も里芋も中まで火が入ってとても柔らそう。さて、いよいよすいとんの投入です。お肉と野菜が踊っている釜の中に飛び込むすいとん達。しばらくすると、すいとんも一緒になって釜の中で踊ります。

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カレー×2釜 + 醤油×2釜 + 味噌 = 合計5釜のすいとん入り芋煮の出来上がり。


カレー味!!

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こちらは、醤油味!

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子供も大人もやはりカレー大好き。あっという間にカレーが売り切れ。するとお代わりを楽しみにしていた子供の泣き叫ぶ声が・・・でも大丈夫。「まだまだ追加で作るから待っててね!」の声に「お゛〜!」と喜ぶ子供たち。
みんな何度もお代わりをして、お腹いっぱい里芋とすいとんをいただきました。

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芋煮+おいしいすいとん+カレー。意外な組み合わせですが、カレーの味がしみ込んだ野菜と一緒に食べるすいとんは絶品です。ご家庭でもぜひお試しあれ!!


↓↓↓ すいとん入りカレー味芋煮の動画は下の画像をクリック ↓↓↓

2011/10/28

日穀製粉NEWS

長野工場がテレビ放映されました!

この時季は暖かだったり、寒かったりで体調を崩しがちですよね。

かく言う私も、先日カゼで寝込んでしまいました。

皆さまも、お気をつけください。

10月23日に息子の『七五三参り』で善光寺に行ってきました。

この日は気温も24℃近くまで上がり、上着を着ていると暑いくらいの陽気。

境内は沢山の観光客でにぎわっていました。

祈願を行う「大勧進」は大安だったこともあり、晴れ着姿の子どもを連れた家族でごった返していました。

まわりの女の子たちは、きらびやかだったなぁ・・・

さて、前置きが長くなりましたが

先日、長野ローカルの情報番組「情報ワイド ゆうがたGet!」

(テレビ信州 毎週月〜金曜日16:30〜17:53)に弊社長野工場が紹介されました。

「乾麺ができるまで」の工程を、弊社の足立工場長とリポーターの方との質疑応答形式で

「乾麺をどれくらいの湿度で乾かしているかわかりますか?」

「秘密の部屋は4つあります・・・」

などなど、特に『乾燥室の湿度』に着目して進んでいきました。

(乾燥室は4つの部屋に仕切り、温度・湿度を調整して約8時間かけて乾燥していきます。)

工場内での取材の様子です!

リポーターの方と記念撮影♪

ご覧いただいた方も、いただけなかった方も、手間ひまかけた乾麺を是非一度味わってみてください。

国内産新そば粉を使用した『信州そば』も発売されましたよ〜!

↓↓↓是非オンラインショップで!!↓↓↓

日穀製粉オンラインショップ

なお、乾麺ができるまでの製造工程はホームページの

『バーチャル工場見学』でもご覧いただけます!!