あっ日穀製粉のそばの国だより

豊かな自然に囲まれたそばの国信州から、日穀製粉が様々な情報をお届けします。

2011/11/21

そばふれあい館だより

そば畑の生長日記 〜収穫編〜&お客様紹介

11月16日(水)

前回のブログでも書きましたが、そばふれあい館のそば畑ではもともと観賞用として育てているため、

そばの実の結実は多くありません。

それでも今年は、そばの実を収穫してそば打ちまでできるかチャレンジしてみよう!」ということで、

開発部長の協力を得て「普通そば」の刈取りをおこないました。

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今回は「島立て」という乾燥方法で、

2週間ほどそばの実が落ちやすくなるまでこの状態で乾かしていきます。

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島立て乾燥

乾燥した後は、叩いてそばの実を落として粉にする予定です。

はたして、そば打ちができるだけのそば粉ができるでしょうか・・・? 期待しましょう!

【これまでの日記帳】
そば畑の整地(9/6up)種まきと発芽(9/12up)元気に生長中(9/20up)もうすぐ開花(9/30up)
開花の始まり(10/3up)もうすぐ満開(10/14up)満開(10/24up)結実の始まり(11/11up)

11月17日(木)

今日のそば打ち体験のお客様をご紹介します。

「長野県シニア大学 2年生 B組 6班」の皆様にお越しいただきました。

いつもは南松本の社会福祉センターで活動しておられるお仲間だそうです。

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ご自分でつくった手打ちそばの味はいかがでしたでしょうか?

おいしそうに召し上がっていただくのを拝見することが、当館としてもうれしい限りです。

今回は、快く撮影にご協力いただきありがとうございました。

またいつでもそばふれあい館へお越しくださいね。

お待ちしております。

【お問い合わせ先】
そばふれあい館
長野県松本市南松本2-6-52
(日穀製粉株式会社 松本工場内)
TEL. 0263-25-2022

ホームページはこちら

2011/11/18

スタッフlog

内定者研修会

11月10日、松本工場で来春入社予定の内定者研修会が行われました。
来年度入社予定者は写真の3名。とても緊張している面持ちです。まぁ蕎麦茶でも飲んでリラックスしましょうよ。

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会社の説明、基幹工場となる松本工場の説明、小麦と蕎麦の講義・・・午前中はとにかく説明と講義のオンパレードです。役員同席の昼食会ではすっかり緊張も解けたみたいで、和やかな雰囲気の中、会話も弾み昼食を楽しんでいました。

さて、楽しい昼食の後は本日のメインイベント、蕎麦打ち研修!!

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研修会場隣の建物、そばふれあい館ではすでに館長が準備万端でお待ちかね。
館長の説明に従い、加水をして水回しに入ります。なかなか良い手つきです。

念入りに水回しをした後は、こね〜菊練り〜へそ出し〜延しと蕎麦打ちは続きます。
真剣な顔で力を込めてこねていますが、その表情はなんだかとても楽しそうです。

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"そば切り包丁"を握って一言。『重い・・・』日常の料理ではまず使わない代物ですからね。
でも切り終わったそばを見ると、なかなかの腕前のように見えますよ。

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その後工場見学、クロージングを経て、一回目の内定者研修会が無事終了しました。

次の研修は入社直前です。
残された学生生活を完全燃焼してください!!

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それはさておき・・・

研修後は3人とも実家に帰られたはず。
さて、我が子が打った手打ちそばをいただいた御両親の感想や如何に?

とても気になるところです。


↓↓↓ 蕎麦打ち動画はこちら ↓↓↓



2011/11/15

スタッフlog

児童館の収穫祭!!

先日、軽井沢工場の近所にある児童館で、お借りしている畑で収穫された野菜を使って豚汁を作りみんなで食べる「収穫祭」が行われました。今年の収穫祭では、当社の「おいしいすいとん」を具材に使った「すいとん入りの豚汁」を作っていただきましたので、その時の様子をお届けします(*^^)v


さあ、みんなで「すいとん」を作ろう!

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児童館の先生とお母さんが一生懸命すいとんの生地を作っています。
耳たぶより少し柔らかい感じになるまでこねていきます。

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こね終わったすいとんは、適当な大きさにちぎって別の鍋で下ゆでしておきます。
こうすると、汁が濁らずに仕上げることができるんです。

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お母さんたちがすいとんを作っている間、子供たちは紙芝居を楽しんでいました(*^_^*)

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豚肉、野菜、きのこ、豆腐、しらたきなどの具がたっぷり入った鍋を煮ています。
アクをとりながら、味を調えています。
もうすぐ出来そうです。

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「すいとん、まだかなぁ?」
そのころ、子供たちはお腹をすかせて待っていました。

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「お待たせ〜!」
さあ、すいとん入り豚汁の出来上がりです。

具だくさんでおいしそう。
熱い湯気が匂いと一緒に伝わってきそうです。

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みんなたくさんすいとんを食べたので、お腹いっぱいになりました。
当社の「おいしいすいとん」はお母さん達にも好評で、
『家でも使いたい』という声もたくさん聞くことのできた収穫祭でした。


栄養満点&ボリューミーな「すいとん入り豚汁」は、野菜と豚肉のうまみたっぷりの豚汁に
当社のモチモチっとした「すいとん」を加えるだけで簡単につくることができます。
二日目の豚汁に「すいとん」を入れると2度おいしくいただけるし、毎日忙しいお母さんも楽ちんです!

皆さんも家庭菜園などで獲れた新鮮な野菜を使って「すいとん入り豚汁」を作ってみてはいかがでしょうか。
これからの寒い季節に、体がぽかぽかになるおすすめの一品です。


2011/11/11

そばふれあい館だより

そば畑の生長日記 〜結実のはじまり〜

みなさんこんにちは!

朝晩すっかり冷え込むようになり、ここ信州では冬の気配を感じるようになりました。

体調を崩されている方も多いようですので、皆さまお気をつけください。

さてさて、今朝のそば畑の様子をお届けいたします。

11月9日(水)

前:普通そば(9月3日種まき)  奥:赤そば (9月1日種まき) 

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普通そばの結実が始まっています。

すでに実になっているところや、花から実になりつつあるところが出てきています。

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赤そば(高嶺ルビー)はまだ花の状態です。

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脱粒しやすいといわれる「宿根そば」もわずかですが大きな実を付けています。

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もともと、そばふれあい館のそば畑では観賞用としてそばを育てているため、

毎年実の状態になるのは少なく収穫はできません・・・。

その理由はおそらく、開花時期を10月の「日穀新そば祭り」に合わせるために播種の時期を遅くしたことや、

他家受粉であるそばが結実するための「受粉」が足りないことが原因かと思いますが 、

このことからも、いつも私たちがおいしくそばをいただくことができるのは、

蕎麦づくりをされている生産者の方々の日頃のご努力があってのものだということがわかりますね。 

感謝!!

そばふれあい館では、植物としてのそばから食物としてのそばまで、

普段当たり前のように食べているおそばをまた違った角度から知ることができますので、

人気のそば打ち体験とあわせてぜひご覧いただければと思います。

皆さまのご来館をお待ちしております。

【これまでの日記帳】
そば畑の整地(9/6up)種まきと発芽(9/12up)元気に生長中(9/20up)もうすぐ開花(9/30up)
開花の始まり(10/3up)もうすぐ満開(10/14up)満開(10/24up)

【お問い合わせ先】
そばふれあい館
長野県松本市南松本2-6-52
(日穀製粉株式会社 松本工場内)
TEL. 0263-25-2022

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2011/11/09

スタッフlog

第42回 戸隠そば祭り 【新そば献納祭】の巻

11月1日(火)、秋晴れの気持ち良い陽気の中、今年で42回を迎えた
「戸隠そば祭り 新そば献納祭」が執り行われました。

みなさま、こんにちは!
今回は戸隠で生まれ育った生粋の戸隠っ子わたくし徳武が、伝統ある地元のお祭りをリポートいたします!
戸隠はもう紅葉も終わりに近づき、冬の足音がすぐそこまで聞こえてきました(o´∇`o)ノ

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この写真、手前の畑は一面のそば畑なんですよ!収穫を終え、また来年に備えております。


この収穫された「新そば」を大神様に献納する大事な儀式。それが戸隠新そば献納祭です。

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まずは大神様に奉納するそばを打つ『献納そば手打ち式』

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「水回し」 「延し」 「切り」 の順番で、向かって左の方から行います。
実はこの3人、これから戸隠そばの伝統を守っていく戸隠そば打ち職人の若手ホープなのです!!

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300年を超す戸隠そばきりの歴史の1ページをまた刻みます。
神様に献納する。そば職人にとってこんなに光栄なことはありません!!


まずは、「お祓い」でスタートです。

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お客さんも頭を下げます。(。‐人‐。)


では「水回し」から

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雅楽が流れる厳粛な雰囲気の中、祭事は始まりました。


「水回し」から「延し」へ

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「延し」から「切り」へ

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見事に打ち上がったそば。
これを大神様のもとへお持ちする『新そば献納行列』にうつります。


行列は中社の神社へと入っていきます。

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こうして今年も無事に戸隠の大神様のもとへ、戸隠の大自然の中で育った風味高い新そばをお届けすることができました。(*´∇`*)ノ


戸隠のそばきりの300年の歴史。
昔は「ハレ」の日の特別な料理としてそばが出されていたそうです。
そばの風味を存分に引き出してくれる「霧下そば」をつくることができる戸隠の気候。

そしてそばには欠かせない清き水

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そして大地の恵み

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戸隠のそばを楽しむためには、どれ一つとして欠けてはいけません。
今年一番の新そばを、戸隠を見守ってくれている神様へお届けする伝統行事。

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これからもずっと守り通していきたい行事です。

そして・・・

新そばを楽しみにしているのは神様だけではありません!!!!!!
もちろん私もいただいてきましたよ〜ワッショ――(∩´∀`)∩´∀`)∩´∀`)∩´∀`)∩´∀`)――イ
と、その様子はまた次回お届けいたします♪ 

続く・・・・