当社の松本工場内には、植物としてのそばから食としてのそばまでを知ることができる
そばの総合ミュージアム「そばふれあい館」があります。
そばふれあい館では、さまざまなかたちの「そば」をご紹介していますが、
建物の周りには畑があって、本物のそばを見ることもできるんです。
今回は、そばふれあい館の井口館長より、そばだよりをお届けします。
そばふれあい館では毎年、社員が夏そば・秋そばの種まきをしています。
はじめはたくさん種をまきすぎて、もやしのようになってしまったりしていましたが、
このごろは慣れてきて上手に育つようになってきました。
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今年は少し肥料をまいたので、丈も伸び茎も太く成長しました。(写真は6月末のものです)
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また、なかなか見ることのできない野生種の「宿根そば」も見ることができます。
普通そばの花の後ろに生えている大きな葉の植物が宿根そば!
普通そばやダッタンそばとは違い、葉や茎が枯れても地下の根はしっかりと生きていて、
春になるとその根から新たに芽が出てきます。
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これは宿根そばの花です! 宿根そばは、花は咲きますが実はほとんどなりません。
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今はそばの実が少し黒く色づき始め、鳥たち(すずめ、カワラヒワ、etc)がおいしそうに食べています。
見づらいかもしれませんが、赤い丸のところにカワラヒワが飛んでいるのわかりますか?
館内だけでなく外でもそばとふれあえる小さなそばの国、そばふれあい館へぜひお越しください!
【お問い合わせ先】
そばふれあい館
長野県松本市南松本2-6-52
(日穀製粉株式会社 松本工場内)
TEL. 0263-25-2022
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