木鉢(きばち)
木鉢(きばち)は、そばを打つ際、水回しからくくりまでをおこなうときに使用する鉢のことです。
手打ちそばの工程の中ではそばの味を決める一番重要な作業工程に使用する器具なので、作業そのものを木鉢と呼ぶ場合もあります。直径が二尺(約60センチ)の木鉢で2kg程度のそば粉をこねるのが一般的です。
木鉢に使用する木材の種類は栃(とち)の木がよく、他にぶななども利用されます。またそば店では漆塗りをし、木鉢の内側を朱色、縁から外側を黒に塗り上げたものが使用されます。
■関連情報
・用語(水回し)
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