門前そば(もんぜんそば)
各地の寺社の門前町で提供されているそばを「門前そば(もんぜんそば)」と呼びます。
寺社とそばの関係は深く、そばは五穀に入らないため精進を宗とする僧侶たちの重要な栄養源となってきました。そのため、僧侶にはそば好き、そば通が多く、「寺方そば」としてお寺の中でもそばが振舞われてきそばがだんだんと門前町にも広がって「門前そば」となったとされています。
門前そばの代表として特に東京の深大寺、長野県の善光寺などが上げられますが、そのほかにも有名なのは福井県の永平寺、愛知県の妙興寺、滋賀県の延暦寺、長野県の戸隠神社、島根県の出雲大社などが上げられます。
■関連項目
・そば辞典(35.親鸞上人とそば)
・用語辞典(寺方そば)
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