17. つるつるっと食べないそば
- もっとも歴史のある食べ方、「そばがき」ってご存知ですか。
- 今でこそ、そばといえばツルツルッと食べる「そば切り」が一般的ですが、そば切りが歴史に登場したのは江戸時代になるちょっと前のこと。それ以前には、そば粉そのものを原料にした調理といえば「そばがき」がもっとも古く、現代にまで食べ継がれるとても伝統あるそば料理です。
作り方はいたって簡単。器に入れたそば粉に熱湯を少しずつ足しながら練り上げていくか、鍋にそば粉と水を入れ火にかけながら手早く練るだけ。しかもそば切りのようにゆでる工程がないためそばが持つ栄養素もすべて取れるという優れものです。食事としてはもちろん、お酒の肴にもピッタリです。甘辛の醤油だれや胡桃だれ、味噌だれなどをかけてアツアツをお試しになってはいかが。 - (2003年11月掲載/2017年3月更新)
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