1. そば切りのはじまり
- 日陰の身をスターダムへと押し上げた、そば切りの大発明。
- そばは日本古来の伝統食というイメージですが、ざるそばやかけそばのような麺の形状、いわゆる「そば切り」となった歴史は意外に浅く、江戸時代中期から。 日本のそば栽培の起源は5世紀頃といわれていますから千年以上を実を丸のまま食べる「そば米」やそば粉をお湯でこねた「そばがき」として食されてきました。 痩せた土地の貧しい作物がそば切りの発明により「信濃の国の名物」とまで謳われ、いっきにスターダムへと登りつめた訳です。
今なおうまいものの代表として君臨する「そば切り」は日本の食文化の大発明だったといえそうです。 - (2002年5月掲載)
- そば切りのはじまり
- そば打ちはなぜ難しい?
- 世界のそば事情
- そばの花の不思議
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- 新そばはなぜうまい?
- そば湯を飲むのはなぜ?
- 黒いそば、白いそば
- つなぎのいろいろ
- 引っ越しそばの由来
- そばとうどんの栄養の違い
- そばの薬味といえばこれ
- ざる?せいろ?器の不思議
- そばがのびるとは長くなること?
- 色の違うそばがあるのはなぜ?
- そばは三たてでいただくべし
- つるつるっと食べないそば
- そばがなくては年越せぬ
- そばつゆあれこれ
- 名前はもやしなのに意外なパワーあり
- ところ変われば中身も変わる
- 自然の恵みを食卓に
- 二八そばの二と八は何のこと
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- 霧下そばとはどんなそば?
- 酒とそばのいい関係
- ご当地そばのルーツをたどれば・・・
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- 討ち入りそばの真相やいかに
- ところ変われば器もちがう
- ひなまつりにもそばが登場
- 花にまつわるエトセトラ
- 「親ばかちゃんりん、そば屋の風鈴」
- 親鸞上人とそば
- そばの民話・そばの赤すね
- 俳句で楽しむそばの花
- 戸隠そばってどんなそば?
- 文豪はそばがお好き
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