28. ご当地そばのルーツをたどれば・・・
- 日本各地のあのそば、このそば、歴史を辿るその道は信州へ。
- 出石焼の五つの小皿に盛りつける兵庫の出石皿そばのルーツは、宝永3年(1706年)上田から国替えした仙石氏がそば職人を連れていったのが始まり。朱塗の椀に色とりどりの薬味をのせる島根の出雲そばも、松本から松江に国替えした松平直政がそば職人を随伴したためといわれています。「国は替えてもそばとは離れぬ」というお殿様方の熱い想いが、各地でご当地そばとして花開きました。
ところで、そば屋に「~庵」の名が多いのは、江戸中期、浅草の寺「道光庵」で、信州松本出身の主人が檀家に振る舞ったそばが評判を呼び、檀家以外の人まで信心にかこつけ、そば目当てに列をなした伝説にあやかったため。今も昔もうまいそばのかげには信州あり! - (2004年10月掲載)
- そば切りのはじまり
- そば打ちはなぜ難しい?
- 世界のそば事情
- そばの花の不思議
- 石臼挽きの粉はなぜうまい?
- 新そばはなぜうまい?
- そば湯を飲むのはなぜ?
- 黒いそば、白いそば
- つなぎのいろいろ
- 引っ越しそばの由来
- そばとうどんの栄養の違い
- そばの薬味といえばこれ
- ざる?せいろ?器の不思議
- そばがのびるとは長くなること?
- 色の違うそばがあるのはなぜ?
- そばは三たてでいただくべし
- つるつるっと食べないそば
- そばがなくては年越せぬ
- そばつゆあれこれ
- 名前はもやしなのに意外なパワーあり
- ところ変われば中身も変わる
- 自然の恵みを食卓に
- 二八そばの二と八は何のこと
- にしんそばは京育ち
- そば打ちのポイントは「へそ出し」
- 霧下そばとはどんなそば?
- 酒とそばのいい関係
- ご当地そばのルーツをたどれば・・・
- 一茶の句はキャッチコピーだった?
- 討ち入りそばの真相やいかに
- ところ変われば器もちがう
- ひなまつりにもそばが登場
- 花にまつわるエトセトラ
- 「親ばかちゃんりん、そば屋の風鈴」
- 親鸞上人とそば
- そばの民話・そばの赤すね
- 俳句で楽しむそばの花
- 戸隠そばってどんなそば?
- 文豪はそばがお好き
- 商品やサービスについて、日穀製粉に関するご意見・ご質問など、お気軽にお問い合わせください。
- お電話の場合
- 受付時間:平日9:00~17:00 土・日・祝日除く