30. 討ち入りそばの真相やいかに
- 赤穂浪士の名場面「討ち入りそば」、
義士たちはホントに食べた? - 12月15日の赤穂浪士討ち入り前夜、四十七士がそば屋に集結しそばをすすったという有名な「討ち入りそば」の話、果たして江戸の頃こんな大所帯が入れるそば屋があったのか・・・。「討ち入りそば」はそば屋「楠屋」説、うどん屋「久兵衛」説など多数ありますが、どれも部外者が記した疑わしいもの。四十七士の一人寺坂吉右衛門は、集合場所は同士の家三ヵ所でそのうち堀部邸では宴会が催され、その後時間をもてあました数人だけがそばをすすったと記しており、どうやらこれが真相のようです。
「一堂に会しそばをすすり、いざ出陣」という粋な姿がいつの時代の人の心にもグッとくるからこそ、「討ち入りそば」の逸話はこんなに長く語り継がれたのかもしれませんね。 - (2004年12月掲載)
- そば切りのはじまり
- そば打ちはなぜ難しい?
- 世界のそば事情
- そばの花の不思議
- 石臼挽きの粉はなぜうまい?
- 新そばはなぜうまい?
- そば湯を飲むのはなぜ?
- 黒いそば、白いそば
- つなぎのいろいろ
- 引っ越しそばの由来
- そばとうどんの栄養の違い
- そばの薬味といえばこれ
- ざる?せいろ?器の不思議
- そばがのびるとは長くなること?
- 色の違うそばがあるのはなぜ?
- そばは三たてでいただくべし
- つるつるっと食べないそば
- そばがなくては年越せぬ
- そばつゆあれこれ
- 名前はもやしなのに意外なパワーあり
- ところ変われば中身も変わる
- 自然の恵みを食卓に
- 二八そばの二と八は何のこと
- にしんそばは京育ち
- そば打ちのポイントは「へそ出し」
- 霧下そばとはどんなそば?
- 酒とそばのいい関係
- ご当地そばのルーツをたどれば・・・
- 一茶の句はキャッチコピーだった?
- 討ち入りそばの真相やいかに
- ところ変われば器もちがう
- ひなまつりにもそばが登場
- 花にまつわるエトセトラ
- 「親ばかちゃんりん、そば屋の風鈴」
- 親鸞上人とそば
- そばの民話・そばの赤すね
- 俳句で楽しむそばの花
- 戸隠そばってどんなそば?
- 文豪はそばがお好き
- 商品やサービスについて、日穀製粉に関するご意見・ご質問など、お気軽にお問い合わせください。
- お電話の場合
- 受付時間:平日9:00~17:00 土・日・祝日除く