21. ところ変われば中身も変わる
- きつねとたぬきの違いって入っている具の違いなの?
- 信州では一般的に「きつね」といえば甘く煮付けた油揚げ入りのそばやうどんを連想し、「たぬき」といえば揚げ玉(天かす)がのったものを思い浮かべるのではないでしょうか。ところがこれは関東から北の地域での話なのだそうで、大阪ではきつねといえば油揚げ入りのうどんを指し、たぬきといえば油揚げ入りのそばのことなんだそうです。さらに同じ関西でも京都になると「あんかけの油揚げ入りうどん」をたぬきと呼ぶようです。ややこしい。
ところで、なぜ「たぬき」というのかご存知ですか。揚げ玉、つまり「タネもの抜き」の天ぷら入りをもじって「たぬき」になったとする説が有力なのだそうです。 - (2004年3月掲載)
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