13. ざる?せいろ?器の不思議
- 「ざるそば」と「せいろそば」、名前は違えど器は同じ。
- おそば屋さんのお品書きで、「ざるそば」「もりそば」というお馴染みの呼び名ではなく、「せいろ」という名前を使っているおそば屋さんがあることをご存知ですか?さて、この「せいろ」。本来はおこわや饅頭を蒸すための道具「蒸籠」のことですが、江戸時代のはじめ頃はこの蒸籠を使った蒸しそば切りというものがお客に出されていました。後に山盛りのそばを称して「盛り蒸籠」などと呼ばれていたのだとか。それが詰まって「せいろ」になったという話もあるそうです。
「ざるそば」や「もりそば」が、せいろの上に盛られてくることが多いのにはそんな歴史があるんですね。 - (2003年6月掲載)
- そば切りのはじまり
- そば打ちはなぜ難しい?
- 世界のそば事情
- そばの花の不思議
- 石臼挽きの粉はなぜうまい?
- 新そばはなぜうまい?
- そば湯を飲むのはなぜ?
- 黒いそば、白いそば
- つなぎのいろいろ
- 引っ越しそばの由来
- そばとうどんの栄養の違い
- そばの薬味といえばこれ
- ざる?せいろ?器の不思議
- そばがのびるとは長くなること?
- 色の違うそばがあるのはなぜ?
- そばは三たてでいただくべし
- つるつるっと食べないそば
- そばがなくては年越せぬ
- そばつゆあれこれ
- 名前はもやしなのに意外なパワーあり
- ところ変われば中身も変わる
- 自然の恵みを食卓に
- 二八そばの二と八は何のこと
- にしんそばは京育ち
- そば打ちのポイントは「へそ出し」
- 霧下そばとはどんなそば?
- 酒とそばのいい関係
- ご当地そばのルーツをたどれば・・・
- 一茶の句はキャッチコピーだった?
- 討ち入りそばの真相やいかに
- ところ変われば器もちがう
- ひなまつりにもそばが登場
- 花にまつわるエトセトラ
- 「親ばかちゃんりん、そば屋の風鈴」
- 親鸞上人とそば
- そばの民話・そばの赤すね
- 俳句で楽しむそばの花
- 戸隠そばってどんなそば?
- 文豪はそばがお好き
- 商品やサービスについて、日穀製粉に関するご意見・ご質問など、お気軽にお問い合わせください。
- お電話の場合
- 受付時間:平日9:00~17:00 土・日・祝日除く