27. 酒とそばのいい関係
- そばと酒は今も昔も切っても切れぬ粋な仲。
- そば屋に酒はつきもの。山里でも秋の新そばを祝う「そば振る舞い」にお酒はかかせないものでした。田舎も都も、今も昔も、そばとお酒は切っても切れぬ仲。これにはちゃんと理由があります。お酒は飲み過ぎれば高血圧や動脈硬化、肝硬変など有り難くない恩恵を被りますが、そばに含まれるルチンは高血圧や動脈硬化を予防し、ナイアシンやたんぱく質は胃壁を守り、ビタミンB群のひとつコリンは肝臓に脂肪がたまるのを防いでくれるという、まさにお酒にうってつけの活躍ぶりなのです。
しかしこれはあくまで予防の範疇をでないもの、酒は飲んでも飲まれるな、そばを肴に秋の夜長に飲む酒は「百薬の長」となるよう、粋に楽しみたいですね。 - (2004年9月掲載)
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